「赤外線カメラ」は本当に透けるのか?
世の中には、赤外線で盗撮した写真や動画が流出している。
実は、日中など明るい場所で赤外線撮影をすると衣類がスケスケになってしまうのだ。
とくに水着など生地が薄い素材のものは、まるで全裸のように映る。
(ヤパンスカ:赤外線望遠透撮 スケスケ競泳水着 Vol.10)
ただし、市販の「赤外線撮影機能付きカメラ」では、赤外線盗撮ができないように規制がかけられている。
ちなみに、かなり昔(1998年3月発売)の話しだが、ソニー製のHi8赤外線ビデオカメラ「CCD-TRV95K」のナイトショット撮影(赤外線撮影)をすると衣服が透けてしまうということが発覚した。
本来は夜間や星空などを撮影するために搭載されている機能であったため、昼間など明るい場所で使用されることを想定していなかったのだ。
慌てたソニーは販売を一時停止し、それ以降は明るい場所でナイトショット機能を使っても「うまく撮影ができないように改良されたカメラ」しか販売されなくなった。
ところが、ソニーの「FDR-AX60」など、ナイトショット機能(赤外線機能)が付いているカメラであれば、少し改良をするだけで日中でも赤外線撮影が可能になるようなのだ。
さらにカメラを改造した後、「外付けの赤外線ライト」をくっ付けることで、パワーアップするらしい。
赤外線カメラの改造方法
■赤外線カメラ改造のやり方は可視光線カット
赤外線は目には見えないものの、カメラでは捉えられます。そして、可視光線よりも波長が長い赤外線は直進性が高く、包装紙などを貫通してその下の対象物で反射します。この性質を利用するのが赤外線カメラ改造のやり方なのです。
赤外線カメラ改造して撮影をするには、真っ黒いIRフィルターをレンズに装着します。赤外線カメラ改造のやり方は可視光線をカットして、赤外線だけを透過。赤外線カメラ改造でカメラのセンサーに赤外線だけを反応させて透過画像にするわけです。
赤外線カメラ改造した撮影の画像は色のないモノクロの世界。可視光線の下でモノクロ撮影した画像とは光の反射が異なるため、赤外線カメラ改造した撮影は独自の仕上がりになります。また、目に見えない赤外線を照射すれば、赤外線カメラ改造したデジカメで暗視撮影ができるというわけです。
■赤外線カメラ改造のやり方をLUMIXで実践
さらに、パナソニックのミラーレス一眼「LUMIX DMC-GF3」を赤外線カメラ改造してみました。今となっては低画素数ですが、流通量が多いためか安価で購入できるので赤外線カメラ改造に最適です。オークションサイトで標準レンズ込みで約1万円ほどで購入できます。
赤外線カメラ改造に用意するのは、富士フイルムの赤外線透過フィルター「IRフィルター82」(1,500円)です。赤外線カメラ改造のやり方は、まずカメラの三脚座周りのネジを4本、両サイドを2本などすべてのネジを取り外します。フラッシュをポップアップさせるとケースを分解できます。
裏パネルには液晶モニター、ジョグダイヤルのフィルムケーブルがあるので赤外線カメラ改造のやり方は慎重に。基板上のネジを2本、CMOSユニットのフィルムケーブルをすべて抜き取ります。表パネルとCMOSユニットをつなぐネジを3本取り外して完全分解です。さらにCMOSユニットを固定しているネジを3本外したらCMOSセンサー単体のみの状態にします。
■赤外線カメラ改造のやり方はフィルター交換
赤外線カメラ改造のやり方は、センサーの前にある赤外線カットフィルターを、赤外線を透過するIRフィルターに交換するだけです。そこで、赤外線カメラ改造のやり方ではまずCMOSセンサーの表面に貼られた赤外線カットフィルターを取り外します。
そして、パネルと同じ大きさに切ったIRフィルターを、接着剤や強力両面テープで光が漏れないように固定するのです。赤外線透過フィルターの厚さも揃えておくと、オートフォーカスが利用できます。
あとは分解と逆の手順で元に戻し、通電確認と動作確認をすれば、赤外線カメラ改造のやり方は終了です。なお、赤外線カットフィルターを取り外しているので、赤外線カメラ改造のやり方を行うと埃除去機能は使えなくなる点は覚えておいてください。これで暗闇でも赤外線ライトを照射すると、赤外線カメラ改造したLUMIXで明瞭に映るようになるのです。
■赤外カットフィルターを外し可視光をカットするフィルターを取り付ける
今回問題になるのは目で見える波長範囲よりわずかに長波長側、ずばり750~1000nmあたりを撮影できる近赤外カメラです。
一般的なデジタルカメラのシリコンセンサーは、人間の目で見える波長約750nmを少し超えた1000nm程度の波長まで感度を持っています。このままだと人間の見え方と写真にずれが生じてしまうため、人間の目の感度に合わせ、センサーの前に750nmから先をカットするフィルターが付けられています。うっすら青く見える、透明なフィルターです。これがセンサー全面にピッタリくっついています。
(赤外近辺の発色が重要な天体撮影用途として、このフィルターが無い特別仕様のカメラも販売されています。ニコン D810Aなどが有名です。)
この赤外カットフィルターを外し、逆に750nm以下の可視光をカットするフィルターを取り付けると、750~1000nmが見える近赤外カメラが完成します。市販のカメラにそのような改造を行ったものが個人売買などで流通していますが、カメラ内部の改造となるので、見た目で判別することは困難です。気をつけようがありません。
※ IR透過(可視光カット)フィルター
可視光域を通さないため、見た目には光をほとんど通さない黒いガラスです。IR透過フィルター以外にもカメラのレンズ先端に付ける黒いフィルターはありますので、そのようなカメラを見ても誤解なきよう…※ IRカットフィルター。
可視光域を通しますが、赤外域+赤の波長域も若干カットしているせいか、うすく青みがかっています。
<日中でも撮影できる赤外線カメラの改造方法解説動画>
※カメラを改造するとメーカー保証が受けられなくなるので注意が必要。
<赤外線撮影グッズ>
その他の赤外線カメラ情報
<OnePlus 8 Pro が透けるらしい>
「OnePlus 8 Pro」は「OnePlus」のAndroidマートフォンで、2020年4月に発売された。
改造しなくても、透けるということで話題になったが、”秋”と呼ばれるフィルターをアップデートで削除され不能になった。
<iPhoneでも脱獄すれば赤外線撮影が可能になる>
「脱獄したiPhone」を利用すれば、Face IDのための赤外線照射を利用して、赤外線透過撮影が行えるらしい。
<カメラの改造依頼>
■カメラの改依頼
デジタル一眼レフカメラに詳しい方ならばご存じのことですが、最近の一眼レフデジカメの大きな進歩は「ライブビュー撮影機能」と「高感度」、「動画撮影機能」です。特にライブビュー機能と高感度性能は、赤外線撮影においても大きなメリットなのです。そこで新型のCanon EOS Kiss X4を赤外線撮影モデルに改造してもらいました。以前に初代 EOS Kiss Digitalを改造してもらったときよりも、性能は大きくアップしているにもかかわらずカメラ自体の実売価格が下がっているので、その点はとても助かりました。
改造依頼は前回とは別の会社にお願いしました。光映舎という、天体撮影関連や虫の目レンズ撮影で有名な会社です。ちなみに「赤外線改造」には大きく分けると2種類あって、一つは「天体撮影用のHα透過フィルター改造」と、もう一つは「干渉赤外フィルター IR760改造」です。「赤外線」と一口に言っても、撮影する目的の波長が微妙に違うからです。今回は「干渉赤外フィルター IR760改造」をお願いしました。天体撮影用の「Hα透過フィルター改造」にしてしまわないよう注意してください。
価格はCanon EOS Kiss X4(レンズセット)が実売価格約7万円弱で、赤外線改造料金(デジカメ持ち込み)が73,500円でした。デジカメが安くなったとはいえ、新品のデジカメを「赤外線撮影専用(普通の撮影はできなくなる)」に改造してしまうことは、ちょっと勇気が必要です。
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